
お家みたいな可愛いテントNordisk(ノルディスク)の Utgard 13.2 (ウトガルド)
シロクマ大好き『+CAMP!ING』ライターの ゆいP です。
キャンプ場に行くと目にする機会が多いシロクマのロゴが印象的なノルディスク。
初めてキャンプ場でノルディスクのテントを見た時から、デザインと色合いに一目惚れしてしまい「いつか自分もノルディスクのテントが欲しい!」と思い焦がれて苦節十年、我が家にもついにノルディスクの『ウトガルド』がやってきました!
第一印象は重い!!聞いてたけど想像していた何倍も重い!(笑)
そんな我家でも使っているウトガルドについてご紹介していきたいと思います。
Nordisk(ノルディスク)Utgard 13.2 (ウトガルド)について

『Utgard』は「原っぱ」という意味で、北欧神話では 巨人の要塞のあった場所だそうです。
日本語にすると『ウトゥガルド』とか『ウトガルド』 どちらにしても日本人にはあまり馴染みのない発音ですねー
ウトガルドはサイズは 13.2 のワンサイズのみ。
公式HPには収容人数6名と書いてありますが、8名でも結構余裕な感じがします。
4~5人の家族であれば片側を寝室にしてもう片方をリビングとして利用することも可能です。
フライの素材はコットンとポリエステルを組み合わせたポリコットン
ポリコットンは TC とも呼ばれ、ポリエステルの丈夫でシワになりにく、乾きやすいというメリットと、コットンの通気性・吸湿性があり難燃性が高いという両方のいいとこ取りな素材。
最近では各社焚き火ができるタープとして売り出しているため身近なものになりつつあります。
購入の際に注意しないといけないのが、ウトガルドのみ購入してもフロアは付属ではありません!!
ウトガルドのジップインフロアはフロアとフライをファスナーで繋ぐだけでとても簡単です。
フロアがなくても設営はできますが、地面がむき出しなので寝る時にコットが必要になります。
また、夏場は虫が入ってきますのでフロアも購入することをオススメします。
素材はターポリンという防水素材なので雨が降ってもテント内が水浸しになることはありません。
その他オプションとしてインナーキャビンがあります。
我が家では購入しませんでしたが、インナーテントは左右に2つ吊るすことができるのでグループでキャンプする際にテント内を仕切ることができます。
ウトガルドがノルディスクの他のレガシーシリーズ商品とは違う優れている点1つ目は、メッシュ部分が多く風通し抜群!
そして2つ目、四角いこと!なぜ四角だと良いかというのは後ほど!(笑)
ウトガルドに含まれているモノ
テント本体(フライ)

ポール(大:1セット、中:4本、小:4本)

ペグ(スチール製):24本

リペアクロス:1枚

Utgard (ウトガルド) 13.2 の good ポイント

女性一人でも設営できるほど簡単
打ち込むペグの本数は結構多いですが二人で協力してやらないといけないポイントはありません。
女性でも時間をかければ一人で設営することは可能です。
- フロアをペグで固定する
- フライトフロアをファスナーで繋ぐ
- テントの中に入りポールを立てる
- ペグを打ち込みガイロープを張る
以上(笑)
※設営方法については後日記事に書きたいと思います!
夏は涼しく冬は温かい
コットンは、耐久性や通気性に優れている上、ナイロンやポリエステルと比較すると厚みがあるため、熱を遮断する能力が高いというメリットがあります。
夏は外気の熱を遮断し冬は内部の熱を逃さないため、季節を問わず快適に使用できます。
寒い時期にテントの内側が結露しない
ナイロンやポリエステル素材ですと寒い時期に結露しテント内に水滴が付くことがありますが、コットンは水分を吸収して外に放出してくれるため、結露が発生しにくいのも魅力のひとつです。
Nordisk のタープ Kari 20(カーリ20)と連結できる


ウトガルドは同じくノルディスクのタープ『カーリ20』と連結することができます。
『カーリ20』の20は4m×5mの20㎡という意味で、連結することで広々としたリビングとして利用することができます。
側面から見てもテントから伸びるキャノピーの様に違和感がありません。
設営はタープ単体で張るよりも連結する方が簡単です。
大きな窓で通気性抜群
ウトガルドは前後に大きな窓が4つと両サイドに小さな窓が2つあります。
出入り口もすべてメッシュにするとテントの中を風が吹き抜けます。
テントの中に居てもスクリーンタープと同じくらい開放感があります。

思っている以上に広い ※個人差あり
アルフェイムなどのワンポールテントやドーム型テントだとフロアの端がデッドスペースになってしまいますが、
ウトガルドは両サイドの一番高さが低いところでも大人が背中を付けて座れる余裕があるのでサイズ以上に広く感じます。
ハイコットを端においても余裕があります。
四角い!
個人的にはこれがウトガルドの一番の魅力だと思っています!!
なんで四角がいいかというと、1つ目はテントの中に棚やコットなどを配置する際に壁に沿って配置できるのでデッドスペースができにくい。
2つ目は広めの10×10mの区画サイトであればテントとタープを張って車も停められます。

おなじノルディスクの『アルフェイム』と『アスガルド』というテントも有名ですが、フロアが円形のため四角い区画サイトにテントとタープの両方を設営するのは大変です。
小さいサイズの12.6でもフロアの直径が4mあり、更にタープも設営するとなると枠内ギリギリです。
大きいサイズの19.6を区画内に設営する場合車は別に駐車場を借りないと停められません。
Utgard (ウトガルド) 13.2 の bad ポイント

めっちゃ重い
家にウトガルドが届いた時あまりの重さに文字通り腰を抜かしました。
設営するのは女性ひとりでできるくらい簡単ですが、これを女性一人で運ぶのは結構たいへんです。
ただでさえ重いポリコットンのウトガルドですが雨に濡れると水分を吸収しさらに重くなります…
きちんと乾かさないとカビが生える
ウトガルドだけでなくコットンテント全般に言えることですが、濡れたまま放置しておくとカビが生えます。
一度黒カビが生えると完全に綺麗にすることは難しいです。
※昔雨で濡れたタープを忘れて放置していたら黒カビだらけになり異臭を放っていたことがありました。
しかし、きちんとお手入れすれば長く使えるのがコットン素材のテントのメリットでもあります。
白いから汚れが目立つ
キャンプをするほどに汚れていくのはどのテントも一緒です。
しかし、ウトガルドを始めノルディスクのレガシーシリーズはシロクマのように真っ白!諦めましょう。(笑)
汚れに神経質な方は結構苦労されるかもしれません。私の場合はカビが生えないようにお手入れしつつ多少の汚れは諦めます。
ちなみにうちのウトガルドは初張りの時に鳥のフンを3発も食らってシミができてしまいました。(泣)
耐水圧が低いので大雨注意!?
コットンテントはナイロンやポリエステル素材のテントに比べると耐水圧が低いと言われています。
ウトガルドの場合耐水圧が350mmと公式HPに記載があります。
一般的に耐水圧350mmというと小雨に耐えられる程度のレベル。
コンビニでも見かけるビニール傘で耐水圧250mm程度なので台風並の大雨じゃない限り大丈夫と信じたい…
大雨の中キャンプをすることがあればこちらでご報告したいと思います!
感想 ~雰囲気を楽しむ!それがノルディスク!~

テントを選ぶ際に皆さんそれぞれ重視するポイントがあると思います。
機能性や軽さ、大きさなど色々ありますが、私がノルディスクのテントを選んだのは見た目が気に入ったことが一番。
コットンテントならではの色合いと、お家のようなシルエットがとても気に入っています。
冬になると屋根から薪ストーブの煙突が出ているテントがありますが、それができるのもコットンテントならではですね~
我が家では薪ストーブを導入する予定はありませんが、お家型のウトガルドから煙突が伸びている姿は想像するだけでおしゃれですよね?
テントは安い買い物ではありませんが、自分が気に入ったものを愛着をもって長く使うのはいいですよね~
おしまい
今回ご紹介した商品
NORDISK(ノルディスク)ウトガルド13.2
NORDISK(ノルディスク)ウトガルド13.2 ジップインフロア
Nordisk(ノルディスク)ウトガルド13.2 インナーキャビン
NORDISK(ノルディスク)カーリ20
※リンク切れには注意しておりますが、もし発見された際にはご連絡を頂ければ幸いです。